Nayuの美容帳

美容についてゆるりと。

表示指定成分

 「使う人の体質によって稀にアレルギー等の肌トラブルを起こす恐れのある成分」として、旧薬事法により記載を義務づけられていた成分のことです。

 

 制定当時はそれなりの役割を果たしておりましたが、肌トラブルの原因が成分ではなく、不純物のせいであったことが判明し、また精製技術の向上によって肌トラブルの起きにくく改良されたり、肌トラブルの原因となる成分は個人の体質によって実に様々であったりすることから、時代とともに制度の有効性は低下していきました。

 

 2001年、全成分表示制度がはじまると同時に廃止されました。