Nayuの美容帳

美容についてゆるりと。

化粧品ごとの一般的な成分構造 ~化粧水~

 化粧水には、肌を柔らかく保つ柔軟化粧水や毛穴を引き締める収れん化粧水、角層や脂をふき取る拭き取り化粧水など、色々な種類の化粧水がありますが基本構造はほぼ水溶成分でできています。

 

 水性成分の内訳は、水と保湿剤、エタノールの3つになります。保湿剤とエタノールの量を調整することによって製品の特長が変わります。

 

 収れん化粧水や拭き取り化粧水などの「さっぱり」タイプには、揮発性の高いエタノールがやや多めに含まれています。このため、べたづかず、すっきりとした使用感です。

 

 一方、「しっとり」タイプは、保湿剤がメインになります。高級感を演出したり、使用感のアップのために増粘剤でとろみをつけたりする場合もあります。そのほか、スクワランなどの微量の油性成分を配合したり、ブースター効果のために界面活性剤などを配合する場合もあります。