Nayuの美容帳

美容についてゆるりと。

美容知識

化粧品ごとの一般的な成分構造 ~乳液~

化粧水で水分を補った後は、油分を保つために乳液やクリームを手にとる人が多いと思います。乳液は、肌の水分と油分のバランスを整え、肌を柔らかくなめらかにしてくれる手助けをしてくれます。 その成分に注目すると、うるおいを与えてそれを保持する「水性…

オールインワン化粧品って本当に効果があるの?

化粧水・乳液・クリーム・美容液の役割を1つで果たせる「オールインワン化粧品」はスキンケアに「時短」を求める人達に大人気の商品です。その一方で、1つひとつの機能が弱いのでは?とマイナスイメージを持つ人もいます。 実は「オールインワン化粧品」に固…

化粧品ごとの一般的な成分構造 ~クレンジングオイル~

クレンジングオイルに配合されている成分の半分以上は、その名の通り「油性成分」です。油そのものをメイク料と馴染ませて高い洗浄力を発揮するため、肌への密着度が高く、化粧もちの良いウォータープルーフタイプのファンデーションや日焼け止めなどを落と…

LED美顔器について

LED美顔器の光の種類は主に4つあり、光の種類によって効果が違います。 ①赤 肌の弾力を向上させる手助けをしてくれる。 ②黄 メラニンの排出の手助けをしてくれる。 ③緑 肌の透明感を向上する手助けをしてくれる。 ④青 殺菌効果でニキビ対策などを促す手助け…

化粧品設計について

化粧品の基本は、水(水性成分)、脂(油性成分)、界面活性剤の3つの成分です。水性成分は水に溶けやすい成分、油性成分は油に溶けやすい成分、界面活性剤は水と油を混ざった状態にする成分です。 この3つを「ベース成分」といい、化粧品の70~90%はベース…

化粧品ごとの一般的な成分構造 ~化粧水~

化粧水には、肌を柔らかく保つ柔軟化粧水や毛穴を引き締める収れん化粧水、角層や脂をふき取る拭き取り化粧水など、色々な種類の化粧水がありますが基本構造はほぼ水溶成分でできています。 水性成分の内訳は、水と保湿剤、エタノールの3つになります。保湿…

化粧品ごとの一般的な成分 ~クレンジングクリーム~

クレンジングは、以前は油性成分の多い「拭き取るタイプ」のクリームクレンジングが主流でした。メイクの上からマッサージをするように馴染ませて、メイクの油性成分が肌から離れてクレンジングの油性成分と混ざり合うことにより、メイクを落とします。拭き…

化粧品ごとの一般的な成分構造 ~洗顔フォーム~

濡れた場所に直に置くことが多い固形石鹸では、少しでも水に溶けにくい界面活性剤が使われておりましたが、水に溶けにくいため、水に溶かすのに手間がかかります。そこである程度水に溶かして柔らかい状態にして、チューブに入れた商品が洗顔フォームです。 …

リポソーム

細胞膜を形成する主成分であるリン脂質です。化粧品成分の分類では両性界面活性剤に含まれます。リン脂質を使ってつくられた非常に小さな球状のカプセルがリポソームです。リポソームは細胞膜表面の成分とほぼ同じ成分で構成されており、肌との親和性が高い…

化粧品ごとの一般的な成分構造 ~洗顔石鹸~

油汚れを落とす洗浄剤の中には、「界面活性剤型」と「溶剤型」の2種類があります。石鹸や洗顔フォームは、界面活性剤が油汚れを包み込んで水の中に分散させて洗い流す「界面活性剤」の洗浄剤です。そのほか、ボディソープ、ヘアシャンプーなどもこのタイプに…

化粧品全成分表示のルールについて

法定表示の1つである配合成分については、化粧品に配合されているすべての成分を化粧品の外箱、あるいは容器に表示しなければならないという「全成分表示」が2001年から義務づけられています。 化粧品の全成分表示には3つのルールがあります。 化粧品全成分…

化粧品パッケージの読み方

化粧品パッケージには、医薬品医療機器等法によって、メーカー名や連絡先など、様々な情報の表示が定められています。 上から順に説明していきます。 ぜひ、お手持ちの化粧品と照らし合わせながら、ご覧いただければ幸いです。 ①販売名 役所の届出書(医薬部…

医薬部外品で標ぼう可能な効能効果についてⅡ

クリーム・乳液・ハンドクリーム・化粧用油 肌荒れ、荒れ性、あせも、しもやけ、ひび、あかぎれ、ニキビを防ぐ。 油性肌、かみそりまけを防ぐ。 日焼けによるシミ、そばかすを防ぐ。 日焼け、雪焼け後のほてり、肌を引き締める。 肌を清浄にする。肌を整える…

医薬部外品で標ぼう可能な効能効果についてⅠ

医薬部外品で標ぼう可能な効能効果については、以下の通りになります。 シャンプー ふけ・かゆみを防ぐ。 毛髪・頭皮の汗臭を防ぐ。 毛髪・頭皮を清浄にする。 毛髪をすこやかに保つ。 毛髪をしなやかにする。 リンス ふけ・かゆみを防ぐ。 毛髪・頭皮の汗臭…

化粧品での標ぼう可能な効能効果ついてⅡ

香りについて 芳香を与える。 爪について 爪を保護する。 爪をすこやかに保つ。 爪にうるおいを与える。 唇について 口唇の荒れを防ぐ。 口唇のキメを整える。 口唇にうるおいを与える。 口唇をすこやかにする。 口唇を保護する。 口唇の乾燥によるカサツキ…

化粧品で標ぼう可能な効能効果についてⅠ

化粧品には、事実であれば標ぼう可能な効能効果が56個と決められています。使用できる標ぼうは、以下の通りです。 毛髪・頭皮について 頭皮・毛髪を清浄にする。 香りにより毛髪・頭皮の不快臭を抑える。 頭皮・毛髪を健やかに保つ。 毛髪にハリ・コシを与え…

医薬品、医薬部外品、化粧品の違いは?

化粧品に、医薬部外品とか書かれているものを見かけます。 「そもそも医薬部外品って?」と疑問に思う方も多いと思います。今回は、医薬品、医薬部外品、化粧品の違いについてまとめていきます。 医薬品とは 病気の「治療」を目的とした薬のことで、厚生労働…

肌質と理想の肌について

今回は、肌質の特徴とお手入れのポイントをまとめてみました。 普通肌の特徴 うるおいがあるが変化しやすい肌になります。 キメが細かく、うるおいはあるが皮脂が少なくデリケートな肌タイプです。 毛穴は比較的小さく、目立ちにくいです。 季節により、脂っ…

皮膚の構造 ~表皮Ⅱ~

表皮の生まれ変わり 表皮は約28日の周期で生まれ変わります。基底層にある基底細胞は、毛細血管から栄養や酸素を取り入れ、細胞分裂を繰り返しながら、約14日間で角質層へ到達します。 そして角質層に約14日間とどまりながら皮膚を保護する役割を果たし、や…

化粧品の役割とはⅡ

今回は、ベースメイクを中心に化粧品の役割をまとめていきます。 化粧下地 肌色を明るく整え、ファンデーションののり、もちを良くします。 ファンデーション 顔全体に塗り、シミやそばかす、小じわ、毛穴などを覆い隠して肌表面を均一に整える役目をもちま…

紫外線について

紫外線は、波長の長さによってUV-A(紫外線A波)、UV-B(紫外線B波)、UV-C(紫外線C波)の3つに分けられます。UV-Cはオゾン層に吸収されるため、地表にはほとんど届きません。 肌に悪影響をもたらすのは、UV-AとUV-Bの2つです。 UV-A エネルギーは弱いが真…

皮膚の構造 ~表皮Ⅰ~

今回は皮膚の構造についてまとめていきます。 皮膚は全体を覆うことで水分を保持し、外部から異物が侵入するのを防ぎます。また、汗をかくことで体温を適切に維持したり、痛みやかゆみを感じることで、身体を危険から護る働きも備えています。皮膚は外側から…

化粧品の役割とはⅠ

そもそも化粧品の定義とは? 写真 フリー素材ぱくたそ(www.pakutaso.com) 「化粧品」とは、人の身体を清潔にし、美化し、魅力を高め、容姿を整え、または皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されるこ…